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出雲はどこにある

出雲と言うと出雲大社がある現在の出雲市を念頭に話が進む場合が多いようです。実際、出雲大社に参拝して「出雲に来た」と思う方も多いのですが、一方で、出雲地方というと島根県東部(鳥取県西部の一部を含む)を意味しています。(出雲文化圏とすると、北陸地方も含むという説もあるそうです)

実は、出雲大社の所在地自体も、2005年の平成の大合併まで、簸川郡大社町で、出雲市ではなかったのです。
さらに出雲市も1941年の市町村合併で今市町を中心に誕生したものなのです。駅名もしばらくは出雲今市駅でしたが、出雲市駅に変更されたのです。これも出雲駅とすると出雲の駅だと誤解されるので出雲市の駅としたようです。
旅行会社のホームページなどに「神話のふるさと出雲から水の都・松江へ」などというタイトルが歴史の旅として載っていると、ちょっと違和感があります。これは出雲そばについても同様で、出雲市まで行って出雲そばを食べると言われると同様な違和感を少し感じます。(間違いではありませんが)

出雲地方の中心は意宇郡(おうぐん)で、国引き神話によれば出雲の国を造り終えた時「おうっ」の掛け声とともに大地に杖を突き刺した事からその名がついたといわれ、現在の松江市にあたります。
出雲大社の出雲国造も25代までは松江市の神魂神社(かもすじんじゃ)で奉仕されていました。また、亀太夫神事と呼ばれる熊野大社(松江市)が出雲大社に対して優位に立って行われる行事もあります。なぜ出雲大社は重要な神事の道具を熊野大社まで授かりに出向くのか不思議ですが、道具は本家本元にあるという事でしょうか。

出雲そばも、松江藩主である松平不味公がこの地にそば文化を広めたと言われています。出雲市でも松江市でも安来市でも出雲そばを食べられるのです。

  松江そばマップ

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