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和歌の始祖

賣豆紀神社(めづきじんじゃ、松江市雑賀町)の祭神は、美人として名高い下照比賣命(したてるひめのみこと)で、大国主命(おおくにぬしのみこと)の娘にあたります。

大国主命の国土経営を助け、また古今和歌集の序文に、下照比賣命は和歌の始祖と記されていますから、才色兼備の神様です。和歌の元祖としては、スサノオの方が「八雲立つ出雲八重垣…」の歌で有名です。

国譲り神話では、天照大神(あまてらすおおみかみ)が出雲を差し出せと使者を大国主命に差し向けるのですが、最初の使者である天穂日命(あめのほひのみこと)は、大国主命に心服して帰らず、2度目の使者の天若日子命(あめわかひこのみこと)は、この下照比賣命と結婚して出雲に留まってしまいます。

そして、問責の使者を射殺したので、裏切りを怒った高天原の高木神はその矢を落とし天若日子命を殺してしまいます。

結局、3度目の使者の建御雷神(たけみかずちのかみ)が出雲の海岸で大国主命に国譲りを迫る事になります。 神話の世界でも、美人が必ずしも幸せになる訳ではない様です。

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