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たくさんある「たくさん」

ばくたい
ろーちき
たいそう

これらは、出雲の言葉で「たくさん」を表します。一説によると「たくさん」を意味する出雲の言葉は30以上あるとも言います。どんな時が「ばくたい」で「ろーちき」とはどう使い分けるんでしょうか。
出雲の人々が話しているのを聞くと、なんだか濃密な言葉のやりとりがある様な気がします。

時々、テレビなどで宮中の言葉を聴くと、あれっと思う時があります。出雲の言葉とそっくりに聞こえるからです。

調べてみると、出雲では「野菜を切る」などの切る事を「はやす」と言いますが、宮中では「切る」というのは縁起の悪い言葉なので、反対の「生やす(はやす)」という言葉を使っていたと言います。
また、泣くことを「ほえる」と言いますが、「泣尼(なきあま)」という狂言にも出てくるそうです。

出雲の言葉は「ズーズー弁」と呼ばれる様な訛った言葉では無く、宮中や仏教で使われていた言葉、故事にちなんだ言葉、古典文学にも出てくる言葉が、多く見られる様です。
出雲の人達が特別に古典や故事仏教に秀でた訳ではなく、昔の日本人が使っていた言葉が出雲には今も残っていると思われます。

他にも、「歯がはしる」は、歯が痛いという意味あいですが、頭が痛い時には「はしる」と表現しないなど、「ろーちき」や「ばくたい」と同じく、使い分けされています。出雲の言葉は脳を活性化させますね。

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